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袋分け管理がうまくいかない3つの理由



「毎月赤字」「家計管理がなかなかうまくいかない」という方は少なくないかもしれませんね。私もファイナンシャル・プランナーになる前、それこそ結婚当初は、家計管理が上手な人ではありませんでした。

そこで、マネー雑誌で知った、いわゆる「袋分け管理」をやってみました。といっても、実際は後でご紹介する「領収書ファイル」で管理しています。

結論から言うと、自分にはこの方法があっていて、赤字体質から脱却できたのです。

袋分け管理とは

「食費」「日用品」「医療費」などと項目ごとに予算を決めてお金を管理する方法です。分けておくと、その予算の範囲内で上手に使えると言われていますが、うまくいかない方もいます。なぜうまくいかないのでしょう。

自分の経験から言いまして、3つの理由があるかもしれないなと思っています。

1・項目が多すぎる

「食費」「光熱水費」「通信販売」「日用品」「美容費」「外食費」「交際費」などと細かく分け過ぎると、面倒ではありませんか。

まず、口座引き落としやクレジット払いができるものは変更する。そして、さっさとその分を指定口座に入れてしまいましょう。残りを、予算を組んで分けてみます。




私はどうやって分けているかというと・・・。

現在は「食費」「日用品」「医療費」「ガソリン」「その他」くらいです。なお、ついつい使い過ぎてしまう食費については、5週に分けています。さらに、食費のなかでも「米」「宅配」「おやつ」はそれとは別に分けて管理しています。

「その他」の項目は、日々の生活に絶対必要というものではないもの。例えば、外食や趣味、交際費などの予算を組んでその額を入れておきます。多めに入れておくとついつい使い過ぎてしまうので、控えめに。

それぞれの項目でお金が余ったら、翌月に繰越しせずに預金や予備費にしても良いかもしれないですね。

2・小銭までしっかり分けようとしている

小銭は適当で良いのではないでしょうか。例えば、現金で食料を買って、お札を出して小銭が178円出ました。その後で、現金で日用品を買ってそれが1,120円だったとすると、皆さんはどうしますか。
日用品用のお金から2,000円出したら小銭がいっぱいになります。1,000円だけ出して、食費用の小銭から120円を出して、後ほどその金額を「食費」の袋に戻して・・となると、もう面倒です。小銭の管理はあきらめても、たいして大きな違いはおきません。

3・いくら残っているのかわからない

袋分け管理を始めた頃は、封筒で管理していました。でも、中身が見えないので、お金が「これしかない」というのがわかりにくく、まだ袋にあるものと思って使い過ぎることもありました。

そこで、透明のポケットがついている、領収書ファイルで管理するようになりました。透明なので、残りのお金がだいたいいくらなのかがわかりやすく、「もうこれしかお金が残っていないので、今日の買い物は控えめにしよう」などと思うこともありました。

このように、袋分け管理を成功するために、3つのポイントを参考にしてみませんか。うまくいかなかった時は、また違う方法を考えてみましょう。

なお、我が家の管理方法や、こんなファイルがあるよーという動画ページもご参照ください。

動画ページ「我が家の家計管理は領収書ファイルを活用」

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