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マンション修繕積立金9,000円でも安心できない理由

マンション購入者、購入予定者にとっては気になるタイトルなのではないでしょうか。

Facebookライブ(YouTubeとの同時配信」の21回目のテーマでもあります。どんなお話をしたのか、ざっくりお伝えしますね。そして、気になる方は、アーカイブがYouTubeにありますので、ご覧ください。



将来の大規模修繕に備えて積み立てる「修繕積立金」。分譲時に説明されたり、チラシに載っていたりと、購入時の参考にしている方も多いことでしょう。

しかし、それは適正な金額なのでしょうか!

高すぎると、購入しようという方が他の物件に流れてしまうので、低く抑えて販売することもあるようです。

しかし、修繕積立金の額が足りなくて、いざ、大規模修繕の時に、管理組合が金融機関に借入れをしたり、「足りない分を一括で払ってー」と、購入者にお願いしたりすることもあるのですよ。



修繕積立金が適正かどうか、国土交通省「マンションの修繕積立金に関するガイドラインの概要」が、平成23年に発表されています。マンションが何階建てなのかによって、計算式が異なりますし、機械式駐車場なら加算額もあります。

それを元に、私の気になるマンションの場合で計算してみました。4LDKの部屋ですと、修繕積立金が9,000円の予定ですが、加算額の予想金額を含めて、21,000円になるかもしれないのです。計画的に増額されれば良いのですが、この金額のままだと、大変なことになりそうですねー。

しかし、このマンションは、購入時に「修繕積立基金」といって、まとまったお金を一括で支払います。私の気になる部屋は100万円くらい。

そして、マンションの修繕積立金は「均等積立方式」「段階増額積立方式」の2つに大別されますが、後者のほうかなーと予想しています。

つまり、一括で100万円払うし、毎月の修繕積立金は増額が予定されるパターン!

もしそうなら、10年後や20年後の大規模修繕は間に合うかもしれないですね。でも、30年後は足りないかも・・・。

いずれにしても、マンション修繕積立金の適正な額を知っておくことは大切なのです。

・・と、ライブではこのような話をしています。

ちなみに、我が家のマンションの場合です。

購入時に修繕積立金を5か月分一括で払いました。毎月の修繕積立金の額は、分譲時6,000円。段階的に増額の予定がなされていましたが、実際はそうならず、1年目の大規模修繕後に8,000円に。その1年度に13,000円。今は15,000円まで上がっております。どこまで上がるのか、ヒヤヒヤしてます。

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