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乾パンだけじゃない!今時の非常食は美味しく、災害以外でも活用できる

早いもので、2018年9月6日3時7分に発生した、北海道胆振東部地震からもうすぐ1年。あの日は北海道全域が大規模停電(ブラックアウト)になってしまい、私も大変な思いをしたものです。

自宅がオール電化の友人は、ガス機器のある知人の家に行って調理をさせてもらったそうです。住んでいる地域は断水とはなっていないが、地震直後からマンションの水道給水ポンプが止まってしまったので水が出ないというご家庭も少なくありませんでした。

そして、流通が滞るなどしてコンビニもスーパーも水と食料品がない状態に。私も「なぜ、災害に備えて対策を取っておかなかったのだろう」と後悔しながら、食べ物を求めて店をさまよったものです。

災害時には、水と非常食は大事!もしもに備えて準備しよう


知人で防災ライフプランナーの水口 綾香さんの話によると、大きな地震が起きた時には、電気や水道などの復旧に数日の時間がかかることも考えられるとのこと。近隣の小学校などに避難することもあるでしょうが、そこには十分な食料がないことも考えられます。配給や炊き出し開始も災害発生から2、3日かかることもありえるのです。ですから、日頃より、水と非常食の備えは大切です。

 非常食=乾パンではない!今は美味しいものがいっぱい!


私の住んでいるマンションでは、日頃より、住民のために水と非常食を用意して下さっています。ブラックアウトの時にいただいた食べ物は乾パン。こんな時に文句は言っていられませんが、固くて味もなく、私はちょっと苦手・・。お年寄りや小さな子どもも食べづらいので大変でしたでしょう。それに、非常事態だからこそ、できるだけ美味しいものをいただきたいという気持ちにもなるものです。

そこで、この1年、先ほどご紹介した水口さんの助言を得て、少しずつ非常食を買い揃えました。



水口さんいわく、家族の人数分の非常食を7日間分用意しておくのが理想だそうです(その理由は、水口さんの講座でお聞きになってくださいね)。とはいえ、1個あたり300円~400円するものも多く、なかなか手が出ないということもあるかもしれません。

 非常食は災害のためだけに用意するものではない。活用できる!


なかなか買い揃えられないとは思いますが、いざという時に活用できるのが非常食。賞味期限が来たものは、夕食のおかずの一品として是非、出してみてください。お皿に盛り付ければ、家族も手作りのものと勘違いしてしまうほど美味しいものが結構あります。風邪を引くなどして体調不良になることもあるかもしれません。家族のために料理ができないという時だって非常事態なんですよー。食べていただくのも良いのではないでしょうか。

なお、下の写真は、非常食をお皿に盛り付けたもの。美味しそうですよね!
※水口さん主催 非常食試食会で撮影させていただきました。



ブラックアウトを体験した身としてみれば、もしもに備えて水と非常食は大切です。全く備えていないという方は、少しずつでも準備してみてはいかがでしょうか。

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